内臓脂肪がたまる原因
内臓脂肪がたまる原因と危険性
内臓脂肪がたまる主な原因は、端的にいって「食べすぎ」と「運動不足」です。
食事から摂るエネルギーが消費エネルギーを上回ると、
余ったエネルギーのほとんどが脂肪として、体内に蓄積されます。
体脂肪は、内臓脂肪と皮下脂肪から成っていますが、
体脂肪率が高くなるに、さまざまな要因があります。
最も基本的な要因は、体内に取り込んだエネルギーと、
体を動かすことで消費するエネルギーの不均衡=アンバランスです。
食べることでエネルギーを取り込む「摂取エネルギー」と、
体を動かしてエネルギーを使う「消費エネルギー」が、差し引きゼロならば
問題はないのですが、
摂取エネルギーが余ってしまうと、体内で脂肪に変化し、蓄えられてしまうのです。
脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪がありますが、
特に内臓脂肪に危険性が高い理由に「アディポサイトカイン」の存在が挙げられます。
「アディポサイトカイン」は、脂肪細胞から分泌される生理活性物質で、
代謝に大きくかかわりを持っています。
アディポサイトカインは、脂肪細胞の代謝の低い皮下脂肪ではなく、
代謝の活発な内臓脂肪で主に分泌されます。
そして血管を通して全身に運ばれ、脂質代謝や糖代謝、血圧に影響を与えます。
アディポサイトカインには、コレステロールのように善玉と悪玉があります。

【善玉アディポサイトカイン「アディポネクチン」】
内臓脂肪の細胞が巨大になると、アディポネクチンの分泌量が減ることが分かっています。
それに伴い、糖代謝異常・高血圧などの症状が現れ、
メタボリックシンドロームが進行します。
健康維持のため、アディポネクチンが一定量分泌されることが必要で、
内臓脂肪を減らすと、アディポネクチンの分泌量が正常に戻ります。
【悪玉アディポサイトカイン】
下記の物質は、内臓脂肪が増えるに従って、分泌量も増えてきます。
いずれも糖代謝異常や高血圧、動脈硬化などを引き起こす危険性が高いものばかりですが、
内臓脂肪が減ると、分泌量も減ってきます。
○レプチン
○TNF-α
○アンジオテンシノーゲン
○PAI-1